サービスのカタチを考える

 今回の新型コロナウイルス感染症の対策として、いくつか助成金の実施をしてますが、雇用調整助成金の特例を更に追加実施しています。

 

 特例の対象となる事業主の範囲が『新型コロナウイルス感染症の影響を受ける事業主』となり、業種を問わなくなりました。休業期間、対象者、過去の受給歴もかなり緩和されています。

 

 現在、色んなビジネスが下火になっていますが、先日、ここ広島でも旅行会社愛トラベルが破産。

観光・宿泊業は向かい風でとても苦しい時です。

全国的にも、予約のキャンセルはもちろん、今後の見通しがまったくきかず、存続そのものが難しいという話もよく聞きます。北海道では、ことし1月から6月までに貸し切りバスのキャンセルが、少なくとも延べ1万2000台に上り、見込みより8億6000万円の減収となることがバス協会が行ったアンケート調査で明らかになりました。観光・宿泊業については特に深刻で、コロナ騒動が落ち着いたとしても存続そのものが危ぶまれるという見解が多いところです。

 

 では、今回のように、世界単位でまさかの予期せぬことが起こった時にビジネスの存続を考えた時どうすればよいのでしょうか?

 

『最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き残るのでもない。

唯一生き残るのは、変化できる者である』

 

有名なチャールズ・ダーウィンの言葉です。

 

 現在の状況に対応した身の置き方振り方。ここに敏感に反応し、考えと行動をシフトした人が生き残れるのではないでしょうか?

 

 冒頭の話に戻りますと、今回のコロナウイルスによって、観光・宿泊業は大打撃を受けています。それは、感染を防ぐために世の中の人たちが外出を控えるという選択をしたからです。では観光・宿泊業がその人たちにできる事って何なのでしょう。観光に来ないから、宿泊しないから本当にダメなのでしょうか?

 

 先日、ぼんやりとではありますが、こんな話を聞きました。今回の状況に対応して被害を最小に食い止めることができているという話です。お名前までは明らかにされていないのですが、ある地方の旅館で、自分たちが宿泊客に提供するはずだった食事を家で自粛している人たちに届ける宅配サービスを行ったそうです。この、新しいビジネスモデルを生み出したことで、ある程度の収益は得ることができているというお話です。

 

この場合、新しいモデルを確立するには、飲食と別途、仕出しの免許が別に必要になるでしょう。

このモデルを確立したことで、旅館に人は来ませんが、今持ち合わせている人材やノウハウをフル活用し、お客様に新しい形のサービスを提供できるのです。

 

今まで、旅館は、『来ていただいたお客様にサービスを提供する』というビジネスモデルでした。

これを『こちらから出向き、お客様をおもてなしする』という発想の転換をしたのです。

 

今回の騒動が収まった時に、お客様に戻ってもらえるよう、考えた施策と思います。

おそらくこの旅館は、今回の騒動が落ち着いてお客様が来てくれるようになった後も、

食事の宅配サービスというビジネスモデルは残り、これまでの売上にプラスされることでしょう。

 

自宅から出れずに、退屈を感じている人たちが増えていきます。そんな方たちのニーズにこたえられる

サービスプラン。大きな損失を抱えながらも諦めるのではなく、試行錯誤して収益を確保している

作戦に出ている企業もあるのです。

自分たちの強みや持っているリソースを存分にフル活用し、お客様のニーズにこたえる。

そして、新しいビジネスを生み出す。

これが、『変化に対応した生き方』なのではないかと思います。

 

今の仕事に固執するのはとても危険です。

新しい働き方、ビジネスモデル、この機会に考えてみませんか?

 

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